うそつきパズル
4月1日にちなんで,うそつきパズルの問題を1題用意しました。
正直者は正しい事のみを言い,うそつきは誤ったことのみを言います。A,B,Cの3人が,互いについて次のように言いました。
A「Bはうそつきだ」
B「CがうそつきならAはうそつきだ」
C「「Aが正直者ならBは正直者である」のならば,ぼくはうそつきだ」
(1)Aは「正直者」「うそつき」「どちらと考えてもうまくいかない」のどれにあたりますか。
(2)Cの発言のうち,「正直者」「うそつき」に関する部分の一か所を逆にする(「正直者」→「うそつき」,「うそつき」→「正直者」に変える)ことで,Bが正直者になります。どこを逆にすれば良いですか。
※以下,スペースを空けます。お子様と一緒に取り組んでみてはいかがでしょうか。※
解答(1)どちらと考えてもうまくいかない(2)「「Aが正直者ならBも正直者である」のならば,ぼくは正直者だ」とすればよい
解説
「XならばY」という条件文は,Xが正しくYが正しくない場合に限って,誤りになります。条件部分にあたるXが誤りのときには,Yの内容がなんであろうと,正しいことになります。例えば,「4月が31日まであるのなら,今すぐ月まで歩いて行ってやる」といってもうそにはなりません。
(1)もしもAが正直者だとすると,Bはうそつきということになる。Cの発言は,「Aが正直者ならBも正直者である」という条件部分が誤りであることから,正しい。よってCは正直者となる。よって,Bの発言は,その条件部分が誤っているから,正しい。するとBは正直者になるので,矛盾する。
つぎに,もしもAがうそつきだとすると,Bは正直者になる。Cの発言は,条件部分が正しいことから,もしもCがうそつきであるのなら,正しいので,矛盾する。また,もしもCが正直者であるのなら,誤りとなるので,やはり矛盾する。
よって,どちらと考えてもうまくいかない。
(2)Bが正直ものなら,Aはうそつきとなる。「「AがうそつきならBは正直者である」のならば,ぼくはうそつきだ」の場合,「AがうそつきならBは正直者である」という条件部分がただしいので,「ぼくはうそつきだ」に関して矛盾が生じる。
「「Aが正直者ならBはうそつきである」のならば,ぼくはうそつきだ」の場合,「Aが正直者ならBはうそつきである」という条件部分がただしいので,「ぼくはうそつきだ」に関して,やはり矛盾が生じる。
「「Aが正直者ならBは正直者である」のならば,ぼくは正直者だ」の場合,「Aが正直者ならBは正直者である」という条件部分がただしいので,Cが正直であるのなら,正しい発言となり,Cがうそつきであるのなら,誤りの発言となる。よって,Cの発言の真偽は決まらないものの,矛盾は生じない。
関連記事related posts
【算数にひらめきは必要か?】
「うちの子はひらめきが足りないので算数の成績がいまいちだ」「基本問題はできるようになったが応用問題になるとひらめき不足を感じる」…どちらも比較的良く見聞きする事案です。果たして本当に算数に『ひらめき』は必要なのか?? に…
「さんすうのおはなし その8」
こんにちは。池袋校の宮下です。 前回に引き続き、答えの見た目のきれいな計算を紹介します。 11×11=121111×111=123211111×1111=123432111111×11111=12345432111111…
新着記事latest posts
【算数にひらめきは必要か?】
「うちの子はひらめきが足りないので算数の成績がいまいちだ」「基本問題はできるようになったが応用問題になるとひらめき不足を感じる」…どちらも比較的良く見聞きする事案です。果たして本当に算数に『ひらめき』は必要なのか?? に…
【1/11開催】新小2・3特別体験会
エクタスでは、新小2・3(現小1・2)のお子さまを対象に、無料で授業体験できる『特別体験会』を実施します。最難関中学合格のために、「低学年の今しかできないこと」「低学年だからやるべきこと」を追求するエクタスの指導を体験い…