9月も半ばに差し掛かろうとしています。夏休みも終わって学校が再開し、また新しいスケジュールのもとで勉強を頑張っていることと思います。夏休みの生活サイクルからの切り替えがまだ上手くいかず、日々の課題に追われてしまっている人は、早めにペースを立て直せるとこれからの学習が楽になりますよ。
さて、5年生の皆さんは歴史の学習が始まったころだと思います。歴史好きの人は「待ってました!」と喜んでいるのではないでしょうか。一方で、慣れない用語や年号の多さ、授業スピードの速さに早くも困惑している人もいると思います。しかし、歴史は地理や公民と比べて統計情報の更新などが少ないため、一度学んだことを入試でそのまま生かしやすい、安心できる単元とも言えます。歴史の学習をより良いものにするために、心がけるべきことを挙げておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
①個々の知識<全体の流れ
歴史は「大きな物語」です。ものごとの因果関係はもちろん、「強いリーダーがいた時代」「世の中の担い手が○○から△△に移り変わっていく時代」というように、時代ごとの特色をしっかり理解することが大切です。特に歴史が大好きで、たくさんの豆知識を持っている人ほど要注意です。まずは授業をよく聞いて全体の流れをつかみ、ベースとなる知識を整理したうえで、周辺に豆知識をつなげていくイメージで取り組みましょう。この順番を間違えなければ、豆知識は歴史を得意にする大きな財産になるはずです。
②漢字は正確に+読みかたも忘れずに
歴史で大変なのが用語の多さと難しさです。地理以上に、小学校では習わない漢字が出てきたり、読み方が特殊な用語が出てきたりします。宿題をするときには「安易にひらがなで済ませず漢字で答えるようにする」「字が間違っていないかよく確認してマル付けする」「間違った漢字は書いて練習する」ことを心がけましょう。字が小さくてつぶれてしまう人は、一回り大きく字を書くようにすると、自分の間違いに気づきやすくなります。読みかたが難しいものは、自分でふりがなを振っておくとよいでしょう。
③資料に目を慣らす
写真や絵、古い文書などの資料を使った問題が出てくることが多いのも歴史の特徴です。もちろん、初めて見る資料が出されても解けるようにならなければなりませんが、入試では「見たことがある」という経験値が大きな安心感につながります。宿題の合間など、時間を見つけて資料集をめくる習慣をつけましょう。もちろん、博物館で実物や複製を見ることができればこれに越したことはありません。