小4生の初めての夏期講習後に気をつけること

2025/9/12

エクタスニュース

夏休みが終わり、2学期の塾の授業が始まって2週間が経過しました。

前回のブログにて「小4生の受験勉強の定点観測」について書きましたが、お子様はきちんと塾で学び、「習ったことを持ち帰ること」ができていますか?

そして9月からまた学校と1週間の通塾が始まり、お子様の家庭学習はうまく行えていますでしょうか。「明日塾があるから宿題やらなきゃ!」のように宿題が後手にまわっていませんか。

前回のブログの最後に「次回は小4生初めての夏期講習後に気をつけること」を書きますと予告しましたが、なぜ夏休みが終わって2週間後にこのブログを書いたかと言うと、「実際に夏休みが終わった後のお子様の状況をぜひ保護者の方に見てほしい」と思ったからです。

多くの受験生の場合、40日間も大きな休みが続けば「今までの学習習慣」が壊れます。さらにお子様の気持ちとしてももうすでに通塾が始まって半年以上経過しており「通塾に慣れている」ため、危機感など持たず、家庭学習においても油断しやすくごまかすこともできる状況になっている可能性があります。

よってこのまま放置すると夏休み明けの授業を数回受けた後、9月下旬や10月に実施される塾内テストがあった場合、今までよりも「成績が下がる」危険性があります。

しかし、ここで大人が焦り、「何とかしなきゃ!」となったところで、全面的に手伝ってしまってはお子様自身に学びがありません。せっかくの機会なので今後「長期休み後は気をつけなきゃ」とお子様自身が自ら思えるようにチャレンジしてはいかがでしょうか。

中学受験生を持つ保護者の方にぜひご理解いただきたいことは

「10歳の少年少女が現実的な未来をイメージしたり想定したりすることは難しい」

ということです。大人には既に様々な経験があるからこそ「想像力」を働かせられますが、お子様にそれを要求するのはとても難しいことだと思います。だからこそ大人がそれをお子様自身に実感してもらえるように優しく教えてあげる必要があるのです。

中学受験の学習は3年かけて行うものであり、たった1回の「塾内テスト」の結果などそこから得られる学びに比べれば小さなものです。よってお子様が「だらけているように」大人から見えた場合はそのままの姿勢をテストまで続けさせて「痛い目にあわせてあげる」という手段があります。

もちろん事前に「注意喚起」と「声掛け」は行いましょう。それによりお子様が自ら変化すればそれはなかなかの「大人さ」を持ったお子様なので、大変喜ばしいことではありますが、変化しない可能性の方がきっと高いです。そして今までのテストと比較して成績が下がれば「ほらだから言ったでしょ」と実感させてあげられます。お子様は悔しいでしょうし、「ママが手伝ってくれなかったから」と言い訳するかもしれませんが、お子様にきちんと「責任を負わせてあげる」ことができます。

「かわいそう」ではありません。中学受験を成功させるには「お子様に成長してもらう」必要が絶対にあります。繰り返しになりますが小4生は「幼い」のですから自分で実感できないことは学びにはなりにくいです。お子様に「気付き」を与えてあげるためにはお子様に「自分のせい」と理解させる必要があるのです。だからこそ中学受験生を持つ特に「熱心な保護者の方」が陥る過ちが「お子様が傷つかないように先回りして守る」ことだと思います。

☆忘れ物をして怒られないように大人が先回りして道具や宿題をカバンに入れてあげる。
☆テストで悪い点を取って怒られたり悲しんだりしないように先回りして暗記する必要のある課題を覚えさせてあげる。
☆宿題忘れをしないように先回りしてお子様を横に座らせ一緒に宿題を行ってあげる。

「声掛け」は大人の仕事ですから、絶対に実施しなくてはなりませんし、計画を一緒に立ててあげることももちろん大切なことだと思いますが、実際に行うのは「お子様」であるように指導してあげないと、お子様の気付きや成長を阻害してしまいます。お子様方は忘れ物をして平然と「ママが入れてくれなかったから」と言ってくるのです。

「塾からもらったお知らせを保護者の方へ確実に渡す」「もらった教材をぐちゃぐちゃにならないようにカバンにしまう」だけでなく、「当たり前のように授業をしっかり聴く」ことや「お子様が大人との約束を守ろうとする」こと、そして「宿題は忘れないように頑張る」こと、そして「ミスをしなくなる」や「字を丁寧に書く」など、中学受験生の保護者が全員願っていることではありませんか?今のままでこれらのことができるようになると想像できますか?全てお子様自身が成長しないとできるようには絶対になりません。

小4はまだどの塾においても「学習内容や課題量」が小5よりも少なく難易度も低いはずだからこそ、今のうちに「お子様を先回りして守る」のではなく、大人が客観的に看て「お子様の学び」を促せるように取り組みましょう。

次回のブログでは「小5生になる前に気をつけておくべきこと」について書きたいと思います。

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