『防災意識』を持とう

2023/5/18

エクタス国語科より

GWも終わり、2か月もすればもう夏休みです。受験生にとっての「天王山」と言われる夏期講習もすぐに始まります。光陰矢のごとし、などと言われますが、月日の経つのは本当に早いものです。

さて、5月に入り、石川県で大きな地震が発生したかと思ったら、関東でも比較的大きな地震がありました。昔に比べ文明が進歩したおかげで、スマートフォンから大音量で緊急地震速報が流れたので、早朝とはいえ目が覚めました。幸い大事には至りませんでしたが、こうしたことがあるたびに「防災意識」の大切さを感じずにはいられません。

ただ、今回皆さんに伝えたいのは天災に対する意識ではなく、テストにおける「防災」、つまり、いかにミスをなくすかということです。

国語のテスト、特に記述系の問題ではどう頑張っても「完璧」な答案を作ることは難しいものです。模擬試験を受けたことのある人は、ほとんどの記述問題は○がつかず△だらけだった…なんて経験もあるでしょう。

実際の入試においても、記述問題はほとんどが「加点・減点」で得点が決められます。出題者が答えてほしいポイントがいくつ書けたか、で加点された後、誤字脱字や文末ミス等の減点を差し引いて得点が決まります。

たとえば、15点満点の問題でA君は12点分のポイントが書け、B君は9点分しか書けなかったとします。当然理解度はA君の方が高いと言えますが、仮にA君にミスが5つありB君はミスがなかったとすれば、A君の最終得点は7点、B君は9点で、B君の方が高得点になるわけです。

これは極端な例ですが、結局ミスの少ない人の答案が合格に近づくのだということをわかってください。

また、あくまでも記述問題は「読んでもらうもの」ということを忘れないようにしましょう。自分さえ読めればいい、少しぐらい雑になってもかなわない…そんな意識で書いた答案は「読んですらもらえない」と肝に銘じましょう。丁寧さを心掛けることこそ、テストにおける「最大の防災意識」と言えるでしょう。

小6の皆さんにとって残り約8か月。テストの時だけでなく、日頃のノートや家庭学習も、「丁寧に」「読みやすく」書く意識を持ちましょう。

関連記事related posts

エクタス国語科より

「あわよくば筑駒へ から 確実に筑駒へ」

小6生対象「筑駒御三家土曜スーパー講座」の前期分が無事終了しました。自由が丘校と新規開校のたまプラーザ校で指導を担当致しましたが、かなり高度な記述問題に、みんな一生懸命取り組んでくれました。 過去の筑駒合格生の「並べ替え…

エクタス国語科より開成中

2019 御三家の哲学①

  開成中の出題から。   訳あり、母とともに居候先のおじ・おば宅に転居した少女。冷遇、母の職探しの行き詰まり…もう、こんな生活は嫌。家出して、憧れの海に行こう。そこには、夢と冒険がある!…

エクタス国語科より女子学院桜蔭中武蔵中筑駒開成中雙葉中駒東麻布中

2024年 中学入試 筑駒・御三家・駒東 国語出典

<筑波大駒場>小島渉『カブトムシの謎をとく』(説明文)斉藤倫『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』(文章と詩が二本) <開成>佐々木正人『時速250㎞のシャトルが見える』(随筆文)千早茜『おとぎの…

新着記事latest posts

お知らせ

2026/11/5

エクタス算数科

【算数にひらめきは必要か?】

「うちの子はひらめきが足りないので算数の成績がいまいちだ」「基本問題はできるようになったが応用問題になるとひらめき不足を感じる」…どちらも比較的良く見聞きする事案です。果たして本当に算数に『ひらめき』は必要なのか?? に…

エクタス算数科

2026/11/4

お知らせピックアップ

【1/11開催】新小2・3特別体験会

エクタスでは、新小2・3(現小1・2)のお子さまを対象に、無料で授業体験できる『特別体験会』を実施します。最難関中学合格のために、「低学年の今しかできないこと」「低学年だからやるべきこと」を追求するエクタスの指導を体験い…

お知らせピックアップ

pagetop